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組織内会計士の日常

組織内会計士の日常を綴っています。

オプジーボの薬価引き下げから考える医療費削減と製薬企業の杞憂

雑記

今週はどこのヘルスケア企業もこの話題で持ちきりだったのではないでしょうか。

www.nikkei.com

 

toyokeizai.net

薬剤の価格はすべて、2年に1度の診療報酬改定によって、市場の動向に合わせ見直されるのですが、例外項目があります。価格の見直しについては、他国での価格等を見ながら調整が入るのですが、今回は例外に当てはまりました。

 

日本政府としては財源の確保等の観点からは引き下げたいインセンティブが働き、一方で、製薬企業としてはこれが売上の単価に紐づくわけですから、大打撃です。

 

引き下げ価格については今週決まったことですが、もちろん、事前にこれぐらいの価格に引き下げられるであろうという予測も企業側にはあります。予測ができるとはいえ、価格コントロールが政府に委ねられている業界であり、なんとも企業側としては事業戦略の中で重要な要素をコントロールできないのは歯がゆいものがあります。

独立会計士のためのマーケティング&ブランディング研修

キャリア 会計士

武田先生のブログは会計士を志した10年近く前から拝見しており、どういう独立のされ方だったのか気になっていたので本日研修に行ってまいりました。

 

cpatakeda.livedoor.biz

 

今年、独立して12年、ブログを始めて15年目だそうです。

また講義の中でたくさんの本のご紹介がありました。私は講義の最中にiPadを取り出しその場でAmazonでポチポチと注文をしていました。これから1冊ずつ読んでいこうと思います。武田先生のマーケティングセールスの参考にされているのは神田昌典氏のようです。昔の本がお勧めとのことでした。

ファーストペンギンになること

時代背景としては、事業会社に勤務する会計士が珍しい時代に、決算早期化というニーズを見出し、決算早期化を専門とする同業者がいない時代に、そこを専門として独立するということ。

決算早期化というコンサルティングはおそらく考えた人がたくさんいたと思うのですが、環境分析を行い十分なマーケットニーズがあることを理解し、イオニアとして自ら市場開拓していった事が最も重要なことだと考えています。

nanapi.com

会計士兼経営者というチャレンジ

また、特に強調されていたのが会計士兼経営者というのがものすごーーーく大変だということです。この部分非常に力を入れて説明されていた印象を受けています。

故に、ご自身の働き方も労働時間をとにかく短くしていったり、組織を動かす会社経営ではなく、自分自身で完結する個人事業という形へシフトしていった流れに説得力がありました。

独立会計士のマーケティング

独立会計士した会計士として、問い合わせの窓口を増やす、コンバージョン率を上げる、成約率を上げるといったいわゆるマーケティングの基本となる施策については、他業界と比較して、まだまだ競争が激化していないようです。

試しに色々な会計事務所のホームページを見ましたが、上場会社ほど力を入れているかといえば、そうでもない印象です。

「経理の仕組み」で実現する 決算早期化の実務マニュアル〈第2版〉
 

 

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ふるさと納税活用状況(2016/10/16時点)

雑記

一昨年あたりから私はふるさと納税を積極的に活用しています。

最新の納税状況は以下のようになっています。

f:id:wasavis:20161016110205p:plain

毎年頼んでいるのが、山形県尾花沢市の牛バラ・モモ切り落としです。基本的に牛肉が多めになっていますが、これは還元率を考慮しています。

 

10月に入ってくると、だいたい年間の予想給与所得が見えてくるのですが、まだまだ納税余力がありそうなので、今月・再来月は納税額を上澄みしていきたいと思います。

 

 

 

CFOサーベイが更新されました(2016年9月調査)

CFO

日本CFO協会が四半期ごとに出しているレポートが更新されたようです。

今回、特に面白いと思ったのは投資計画です。

経済動向、製品市場の動向に対する経営者予想が、企業の投資・財務戦略

上記の回答で投資計画を遅らせていると回答した企業のうち、ヒラリー・クリントンドナルド・トランプとどちらが大統領になったときの方が投資再開に積極的になれると CFO たちは考えているのだろうか?図表 6c を見ると、米国とその他で全く異なる傾向が見られる。米国では、トランプになった場合の方が、CFO は投資再開に積極的になれると回答している。クリントンの場合は、77%の CFO が投資再開に消極的になると回答
している。ただし、これは米国でも図表 6a に示されている 25%の CFO の回答である。投資計画を遅らせていないと回答した 75%の CFO は、いずれが大統領になっても投資に慎重になると回答している割合は 25%程度で大きくは異ならない。トータルで見ると、クリントンの場合は 38%、トランプの場合は 31%が支出を選挙後も遅らせると回答している。
相対的に見てトランプが大統領になることに対して、それほど大きな懸念を持っているとも言えない。


逆に、米国以外では全く逆であり、中国を除き、トランプになった場合は投資再開に慎重になると回答している CFO の割合が圧倒的に高い。日本については、大統領選を懸念して投資を控える動きは確認できなかったが、トランプが大統領になった場合に投資に慎重になると回答した CFO の割合は 37%に上っている。これは欧州や南米と同じ傾向である。

米国の大統領選挙の動向は、為替のみならず様々な経済活動に影響を与えることは明白であり、ゆえに気を揉んでいるCFOが多いことが伺えます。 

 

kurorogucpa.hatenablog.com

 

仕事の生産性を上げるためにやっていること(0)振り返り

Tips 仕事論

最近公私共に忙しすぎて、更新が滞っておりました。それ故に、自戒も込めて、仕事の生産性を上げるためにどういうことをやっているのかについて書いていきたいと思います。

f:id:wasavis:20161010133202j:plain

 

振り返り、振り返り、そして振り返り

まずは何においても一番重要なのが振り返りという行為です。

なぜ振り返りが重要なのかといえば、PDCAというサイクルを回す過程で一番疎かになりがちなのがCheckであり、この振り返りという行為だからです。この機能が非常に重要で私自身はKPIを設定して管理をおこなっています。

 

cybozushiki.cybozu.co.jp

どういう単位で振り返りを行うのか、その選定が非常に重要だと思っています。私の場合は時間軸というものを大事にしており、日次・週次・月次・四半期・年次での振り返りを非常に重要視しています 。

週次は5倍ルール、月次は時間、四半期は俯瞰して捉える

具体的にいきましょう。まずは週次です。

 

週次ではまず具体的に行った作業を見ながら、既存の作業を20%の時間で行うにはどのようにすればいいのかを考えます。何が上手くいったのか、失敗したのか、次回はどのようにすればいいのか、全ての基準を20%の時間で行うという観点で考えます。

404 Blog Not Found:今、改めて紹介 - 小飼弾「仕組み」進化論

20%というのは、割り返すと5倍の生産性が必要になります。

ここまでの生産性を実現するためには、ブレイクスルーが必要になり、ちょっとできる改善程度では達成できません。既存の枠組みにとらわれず、発想するためにはこれぐらいのハードルが必要なのです。

 

つぎに月次においても同様にKPIを置いています。こちらは残業時間でチェックしています。

www.sankei.com

 

心身ともに健康でいることは重要です。週次のアクションが残業時間という結果に反映されているか確認します。ただ、中長期的な見方をすれば、残業時間も結果ではなく、健康状態のKPIだと考えています。数ヶ月間のデータを眺めながら、確実に減っていること、あるいは増えていないことを確認しています。残業時間が増えていたら猛省です。

 

最後に、四半期においては今年掲げた目標についてどれだけ進捗しているのか、どういう修正が必要なのかを考えるようにしています。今年も目標達成できるように残り3ヶ月を日々精進したいと思います。

 

kurorogucpa.hatenablog.com

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【組織内会計士の研修に参加してきました】企業経営における管理会計の役割 ~管理会計の経済的価値と勅許グローバル管理会計士の動向~

テーマが経営✕管理会計という自分の仕事のド真ん中だったこともあり、またまた組織内会計士の研修に参加してきました。 

日本公認会計士協会 組織内会計士ウェブサイト【お知らせ】

企業経営における管理会計の役割

管理会計の経済的価値と勅許グローバル管理会計士の動向~

研修の概要

会計専門家が担うべき役割のひとつに管理会計のプロとして企業経営をサポートする役割があります。この講義では、企業の財務的価値向上に管理会計的知識や能力がどれだけ貢献しているか近年の研究を紹介したうえで、管理会計のプロにもとめられる能力についてグローバルな動向を参考に説明します。(以下略)

PDCAであったり、コーチングに触れる部分もあり、経営✕管理会計✕組織論という内容の講義でした。久しぶりアカデミックな講演でなかなか面白い内容でしたが、もう少し実務よりの話のほうが好きだな―と思いました。 

kurorogucpa.hatenablog.com

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【今週読んだ本】即効マネジメント: 部下をコントロールする黄金原則

書評 組織論

雇用のカリスマ、海老原嗣生さんの新書です。

海老原嗣生 - Wikipedia 

 

マネジメント力の向上こそが最も安上がりな投資

マネジメント力の向上というのは、経営からすれば一番安くて効果が大きい投資

改めてですが、事業経営において組織こそが最重要の戦略だと思います。

2W2Rと3つのギリギリ

本書で語られる要点は2つです。

1つ目は2W2Rです。具体的な指示を出すか、抽象的な指示を出すかという二元論ではないのですが、これは主に細かい重箱の隅をつつく上司か、ふわっとした話をする放任主義の上司かという分け方かと解釈しました。

確かにこれまでの仕事の中でお世話になった上司を分けると、このタイプのどちらから属します。一番すごいと思ったのは、私の仕事の力量やその時点で求められるスキルに応じてこの2つを使い分けてくれていた上司です

どちらかしか出来ない上司もいますが、やはり個々人の成長に応じた育成が非常に重要だと身をもって感じています

 

2つ目は「三つのギリギリ」です。「三つのギリギリ」とは、(1)易しすぎず難しすぎず、できるかできないかの線を提示する。(2)活かし場を用意する。(3)逃げ場をなくす。というギリギリの目標を用意すること。

これを見極めるのが非常に難しいですね。特にハイパフォーマーの優秀な方ほど、この設定が非常に難しいです。なぜならば、ハイパフォーマーの上司が常にハイパフォーマーとは限らないので、適切な目標設定ができない場合があるからです。

逆に部下がローパフォーマーであった場合、自分の過去の経験や技術によってマウンティングすることは可能です。

マネジメントとは習得可能なスキルである

改めて思うのは、マネジメントとは習得可能なスキルであるということです。人によって、最適なスタイルは異なりますが、抑えておくべき基礎原則は万人に共通であり、その要点をマネジメント側に回る前にしっかりとおさえておくことは重要です。

 

kurorogucpa.hatenablog.com

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