組織内会計士の日常

組織内会計士の日常を綴っています。

【今週読んだ本】決める――すべてを一瞬で判断できるシンプルな技法

1月にこの本読みました。

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人生の選択には苦痛か獲得しかない(Pain or Gain)

「ぺイン(苦痛)を避けるだけの人生ではなく、ゲイン(獲得)に向かう人生を望んでいる人は、本書を読んだほうがいい。意義あることを成し遂げるには、自分にとって大事なことに集中しなければならないのだと、思いださせてくれる。本書には、喪失感から抜けだしてバランスの取れた人生を取りもどし、前に進んでいくためのヒントが満載だ。心からお勧めしたい」 

 上記は、本書の最後にあったジェームズ・クーゼス教授(サンタクララ大学リービー経営大学院リーダーシップ論)の言葉です。このペインとゲインという価値観の測定に、本書の価値があります。やるべきことでも(可能)、やってはいけないこと(禁止)でもなく、やりたいこととやりたくないことという自身の意思で物事の優先順位を決めるべきだと筆者は説いています。

やるべきこと/やるべきではないことをどう決めるべきか

毎日の仕事を「締め切り」によって優先順位をつけることは、収集車が迫っている中で、常にゴミ出しをしている状態だと筆者は述べています。あまり価値を生み出すことのない平凡なタスクが、緊急性だけで判断され、あたかも重要なタスクのようにこなされているのです。

これまでの優先順位のやり方では、締め切りまでの時間が短いものほど重要度が高いと考えていましたが、この本で紹介しているのはこういう考え方です。

 ・新しい優先順位のつけ方

A = ゲインタスク
B = 評価が関係するペイン回避タスク
C = 評価されることのないペイン回避タスク

・生み出される結果
A = 目標に近づける。向上・成長できる。
B = 責任を果たせる。
C = 現状維持できる。

 言われてみれば、なんのことはないのですが、ついつい締め切りまでの時間の長さから油断して先送りしがちであったり、カレンダーに目標に向けた作業を行う日時を記載するのを忘れがちな多くの人にとっては耳の痛い話かと思います。

自分の仕事に当てはめると…

少し自分の仕事に当てはめてみました。

  • この売上の分析は意味があるのか
  • この会議中に自分が付加価値を与える行動をとることができるのか
  • 業績管理をどのよう促せばより効果的か

という事業成長を考える上で有意義なことを考える一方で、

  • 社内会議の5分だけに使われる、このスライドの色は何色にすべきか
  • 全く重要ではないものの間違っている仕訳を発見したが、気付いた以上は指示を出してなおしておくべきか
  • 承認すべき書類に書き直すほどっでもない些細なミスがあったが何か言うべき

というあまり事業の成長に関わらないようなことに時間と注意を割いているのも事実です。思考の部分であるがゆえに、他人から見ると同じようにPCに向かって難しい顔をしているだけに、無駄か否かは自分以外の人にはわかりづらいところです。だからこそ、こういう書籍も然りですが、日々自分の生産性については自分で向上するきっかけを作れるようにと毎日胸に刻んでいます。 

 

 

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