組織内会計士の日常

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【今週読んだ本】【再読】小飼弾の「仕組み」進化論

夏休み中なので読書が捗りますね。今週は数年前に読んだ本を懐かしく読み返しています。

小飼弾の 「仕組み」進化論

小飼弾の 「仕組み」進化論

 

 

仕組みに善悪はない、ただ物事が変化するスピードを変えていくだけ

仕組み化されたものごとの効率は、飛躍的に向上します。良いほうにも、悪いほうにも。

 悪いほうへの変化はあまり焦点が当たりませんね。ただ自分の手の届かないところからきた、有難迷惑な話は多々あるのではないでしょうか。外資系企業であれば本国から届く改善提案、営業現場であれば管理部署から届いた営業マニュアルなどなどです。

良かれと思ったことがかえって手を煩わせる結果になる。

 

急激な変化に耐えるためにも、今存在する仕組みでモノを作り始めたら、そのときにはもう次の仕組みの設計に入っているか、新しい仕組みを模索していないといけないのです。

 まさに余力の重要性を訴えた一文です。この本の別の箇所で「これからの社会は生産効率重視からリソース重視」へと価値観の転換が起こると書かれていますが、企業経営にとっての余力、つまりは現金がより重要な時代へと突入してきました。

 

fromdusktildawn.hatenablog.com

 

未来を創るための20%ル-ル

”本当の”20%ルールとは、既存の仕組みを回す仕事を勤務時間の20%で終わらせ、80%を新しい仕組み作りに当てるというものです。 

あらゆる仕組みは、「テコ」と「奴隷」というふたつの要素の組み合わせから成り立っています。

5倍速で仕組みを回せるようにしましょう。既存の仕組みを100%回すようでは、ただの「奴隷」です。あくまで「テコ」を作り続けることにこそ価値があります。 

それって仕事?

仕組みを根本的に改善するために必要なのは、視点のレイヤーを上げること。個々の医者というレイヤーの上には、病院というレイヤーがありますが、さらにその上の病院を束ねるレイヤーからシステム全体を最適化するシステムエンジニア的な発想を持った人間が求められています。仕組がどうしてもうまく回らないときは、レイヤーを上げて考えてみる。

あなたは本当に働いていますか?働いているつもりで、たんに既存の仕組みを回しているだけということはありませんか?

この本で一番好きな部分は赤字の部分です。この部分を読み返すたびにハッとさせられます。

 

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