組織内会計士の日常

組織内会計士の日常を綴っています。

会計士が事業会社の経営企画部へ転職して驚くこと

以前はこのような記事を書きましたが、経営企画でも働いたことがあるのでその経験を今回は書いてみたいと思います。

kurorogucpa.hatenablog.com

予算を達成すると嬉しい、達成しないと悲しい

予算を達成するとみんなで喜びます。

この点は前職の監査法人にいた際は中々意識しづらいものでした。固定的な監査報酬に対して、どれくらいの費用がかかっているのかその収益管理についてはマネージャー以上が対応しているので、黒字になったからといってスタッフが喜ぶわけでもありません。新人のときは自分が残業をチャージできる予算があるのかどうか気にしていていたぐらいです。チームにおいて達成すべき目標が予算にあるわけではないのです。

 

そもそも、予算についての意味合いは会社にとって様々だと思います。とある会社においては形式的な予算となっている場合もありますし、他の会社では必ず達成すべき目標として厳格に管理されている可能性もあります。

後者の場合においては、全員が一丸となって達成すべき組織の予算を超過できれば、全員で喜びを共有できます。なぜならば、予算というものは一部の個人が課せられているものではなく、多くの場合においては、組織全体の予算が個々人に細分化されていることが多いからです。部門ごとのセクショナリズムもありますが、基本的には同じ方向性の目標を持っていることが多いと思います。

 

定量的な見積もりが難しい 

企画の仕事をしていると様々な計画を目にすることがあります。

本社の移転であったり、事業所の変更であったり、新しい製品の開発であったり様々な未来の情報を目にすることがあります。監査が過去の実績数値の妥当性を検証するのとは少し方向性が異なります。監査において過去の事実を証明するために書類を集めることは可能ですが、これから起こりうる未来の事象に対して確度の高い証憑を集めるの相対的に難しいです。

kurorogucpa.hatenablog.com

 

昔このような記事を書きました。監査のスキルは役に立つのですが、計画の妥当性を検証する難易度は監査以上です。

企画するだけでは終わらない

これまた難しいところですが、仕事というのは分析をしただけでは何も始まりませんし、計画を立てるところで終わりでもありません。分析を行い、計画を立てて、実行し結果を出すところまでが求められています。

 

たとえ経営企画という仕事であっても、何かしらの実行が要求される場面がほとんどです。資料をレビューしてコメントして終わりという仕事では終わりません。なかなか大変ですが、人を動かし組織を動かして結果を出していく事自体はとてもやりがいのある仕事だと思います。

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